平屋建て連棟形式のホテルですが、郊外でよく見られるドライブスルー方式ではなく、敷地内に入ってすぐにある、管理人室のフロントに一旦立ち寄り、宿泊か休憩かを告げると、空いている部屋を教えられ、写真を見て希望する部屋を決めるシステムです。ただし、胸の高さにある小窓からのやり取りになるため、顔を合わせる心配はありません。そこで料金を支払うと、部屋の鍵を渡され、車で（徒歩で来た人は歩いて）指定の部屋へ向かいます。
指定の部屋の脇にある専用のカースペースに車を駐め、玄関を開けて部屋に入ります。
ちなみに外出は自由とのことです。
このホテルでは、インスタント食品の販売は行っているようですが、ほかに酒類や飲料等の扱いはないので、飲食物については、あらかじめ購入してから入室したほうがよいでしょう。なお、このホテルが提携している近所のピザ店からのデリバリーはお願いできるようです。
さて、今回利用した107号室ですが、建造されてから、かなりの月日が経っているようで、経年劣化している面は否めません。ところどころ、床が沈みます。とはいえ、内装は往年のラブホといった感じで、ベッドのデザインや壁のレリーフ、電話器など、今となっては貴重なものです。
カラオケやVODなどの今風な設備はありませんが、電子レンジや持込用冷蔵庫はあるので、不便さは感じません。
なにしろ、宿泊が15時から翌13時まで、最大22時間滞在可能なのと、表通りではない裏道の森の中に位置しているため、静かな環境であり、ゆっくりと過ごすことができました。
昭和のラブホといった内装がお好みの方には、よいと思うホテルです。
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- 飲食持込冷蔵庫電子レンジ
- エンタメ有線放送
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